ああ、今日は久しぶりに一人だ!
私は仕事が休み。
夫は仕事。
子供たちは学校。
夫の出勤が遅かったのでイライラした。
本当に一人になりたい。
夫が家にいると、何もしていないのにイライラするようになってしまった。
夫は休みの日でも、仕事と称して一日中書斎にこもっている。
二人で出かけることはほとんどなくなった。
年に一度か二度出かけることはあるが、夫の義務感が丸見えなので疲れる。
今年のクリスマスも、夫の実家のある街に行く。
とても美しく、小金持ちの街だが、白人ばかりの街なので私はぜったい住みたくない。
本当はクリスマスだって、夫が一人で子供たちを連れて帰省してくれれば一番いいのだ。
世界中のどこの嫁が、婚家に興味があるというのだ。どんなにいい人でも、だ。
子供の心配をすることなく、一人になれるなんて、最高じゃないか。
私は一人で子供たちを連れて帰国した。
私は「したいことが何もできなくなるから、子連れで行くならあなたも来て。または私に一人で2週間ぐらい帰国させて」と言ったのに、夫が「子供たちに日本文化を楽しんでほしい」などとキレイごとを並べて、私はつい納得してしまったのだ(今でも悔しい)。
夫は約2ヶ月間、自由気ままに羽を伸ばした。
でも思った通り、私のせっかくの「帰省」が、子供に合わせた「観光」になってしまったため、私だけストレスがたまった。
同じ思いを、夫にさせてやりたい。
すごく根に持っている。
夫が自分の兄弟たちと一緒にフットボールの試合に行くのを楽しみにしている。子連れで行け!と言ってやった。私の一年に一度の帰国は、あいつにとってフットボールの試合観戦と同じぐらいの価値があるのだ。そこで私が「子供たちにもフットボールの文化を味わってほしい」と言ったらどうなると思っているのだ。
夫に対しては、今年の夏からずっと恨みがある。
許せないのだ。
私は子連れでホテル滞在、ファストフードのハンバーガーと、ファミレスの洋食しか食べられなかった。
行きたかった地元の喫茶店、美味しいお寿司屋さん、定食屋、ラーメン屋、すべてすべて、行けなかった。
買い物も、子供たちに付き合っただけ。自分のものは何も買えなかった。
子連れでは友達とも落ち着いて話せないから、誰一人会わなかった。
マッサージだって、実家に滞在したとき、気の毒に思った母が「見ているから行っておいで」と言ってくれて、やっと行ったのだ。
夫には、たった一週間のクリスマス、一人で子供たちを連れて実家に帰ってほしい。
夏から夫に対して抱いている恨みがはらされていない。自分でも信じられないぐらい執念深くなってしまっている。
だから、夫が家にいるだけでイライラするんだと思う。
夫といたって何も楽しくない。書斎にこもっているなら、いないほうがまし。
夫が書斎にこもっているのに、私が忙しく家事をするのも腹がたつ。
ああ、家中のものを処分したい。自由になりたい。何もない家に住みたい。何もかもいやだ。
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by formyblog68
| 2019-12-18 00:41
| アメリカでの生活